「 ねこ 」 岩合光昭 写真展 (日本橋三越本店)
2010年 03月 13日
「 ねこ 」 岩合光昭 写真展 を見に、日本橋三越本店に行って来ました!すごーーーーーーく!よかったーーー!感動した!
わたしは、犬と猫のとらえ方が、逆で... 犬そのものだけじゃなく、犬関連なら何でもで、グッズとかもアイラグッズに限らず、好きな犬種の物が多いけど、でも実に色々な犬種で、まったく知らない犬でも、コレクターしたくなるぐらいに、犬がらみなら何でも好きです。なので、春の散歩用ジャケットはダックス柄だし、エプロンはキャバリアがあるし、チワワやボーダーや柴のTシャツもあったり、とほんと、犬がらみなら何でも。でも、普通は自分の愛犬グッズ、もしくは自分の愛犬と同じ犬種グッズならともかく、ここまで何でも犬がらみって人はむしろ珍しいみたいです。でも猫グッズって一般的には、すっごく人気!
なんで、実は猫の写真集とかも、全然、持ってないのです。欲しいと思ったこともないし、猫関連雑誌も買わない。アイラの写真はいっぱい撮るのに、猫たちはあまり、というのは、特にアンバーなんて、 you've seen one, you've seen them all 、といった感じで、失礼だけど、京都のお寺と一緒で(ますます失礼!文化が分からない人間でスミマセン!)、一つ見たら、全部見たも同然!って感じで、ぶっちゃけペルシャなんて、全部似たようなもんじゃん?ってな感じだったりでー。犬だと、犬グッズとか好きだけど、猫なんてどれも一緒だしーーって感じで、猫に関しては、あくまでも生きている猫を目の前にして見て、接して、が楽しいで、目の前にいる猫だからこそ魅力を感じ、そのグッズとかをどうこうって感じはそこまで無いのです。なので、写真集とかもあまり興味ってなかったのです。犬本は図書館かい?ってなぐらい、あるのに。
でも、わんにゃん茶館でも以前紹介された岩合光昭氏の写真は、違った!!!なんていうのでしょう、私が猫の好きな「生の」猫の部分を、カメラでキャプチャーしてくれた!って感じで、まるで生きた猫を観察してるような気持ちになれる、そんな猫の写真なのです!猫の魅力そのものが、写真にキャプチャーされてるのです。猫の作られた写真って実はあまり好きじゃなく、こうポーズさせてね、とかバックはこれでね、だからここにいてね、ここで寝てね、みたいな「裏」がある写真って、猫をよく知っていると、わかってしまうし、それって私の中では全然猫として魅力が無いのです。ああ、作られた写真だね、みたいな感じで、猫が自然に好きでそうやった形になったわけじゃないのね、みたいな。猫は自然に動いているからこそ魅力的、という私の猫の好きなところと違うから、なんか魅力を感じないのです。
しかーし!岩合光昭氏の写真は、まさに、自然そのものの猫なのです。表情からして、違います。猫なんです。本当に。前にわんにゃん茶館で、お話が出たときに、猫に仲良くなろうと近づくのではなく、猫が自ら来てくれるようになるまで、待つ、みたいなそんな感じの話がありましたが、ほんとなるほど、って思いました。あまりにも写真が素晴らしくって、展示会の中でビデオが流れていたのですが、前の回が終る前から並んで待って、次の回でまん前でじっくりビデオを見入ってしまいました。すると、一枚の写真を撮るのに、3日間かけたってのもあったそうで。その猫さんが気持ちを全て許して、自然な表情を見せながら、そばにいてくれるようになるまで、忍耐強くまったんだろうなーとか思うと、あの自然な猫の写真が本当に納得できました。
岩合光昭氏の野生動物の写真も実に!美しいですが、そうですよね、野生動物なんて作りこんだような写真が野生の環境だったら撮れませんし、そのタイミングを待つって感じですものね。そして、ほんとーによく観察して、ちょっとした表情の違いで、次はこう動く!ってのが分かるから、そこ!って瞬間をキャンプチャーできる。トリガーは人にあるのではなく、動物任せ。でもそれを逃さない。野生動物も同様、作りこまれた写真や映像は超苦手で、TVとかで野生動物とペットのように接してるものは、5倍速ぐらいで飛ばしてみてしまうぐらい、苦手です。やはり、自然な美しさが好きなので。犬とは違う動物だと思うのです、猫とか野生動物は。犬は、私は作りこまれた写真も好きですし、当然!自然な姿も好きです。でも、犬という動物は人とのいい関係があってこそ、いかされる動物とも思っているので、そういった「関係」というか「絆」が見えてる写真って言うのが、凄くまた素敵だったりすると思ってます。そして、犬だからこそ、関係によっては作りこまれた写真でも、飼い主を信頼した素敵な表情も撮れたりすると思うのです。
猫は、自然なしぐさとかを見るのが好きですが、写真でもそういったのをキャプチャーできるのだなーと、改めて感動。もっとうちの猫たちも、見てるだけではなく、撮ってあげればよかったなーとか思いつつも、やっぱり猫は私は見てるのがいいなって思ってしまったり。猫のいいタイミングを待つ忍耐力があるかどうか?というか、タウザーの場合、目があったら、僕~僕~!と寄って来てしまうので、猫なのに猫のよさに欠けてる猫だったりもするし!でも、猫の写真でここまで感動したのは、初めてです!岩合光昭氏の写真展、3月15日(月)までやっています!超オススメですので!是非!私に会うことができる人なら、チケットさしあげることができるのですがー!ご近所さんで興味ある方いたら、言ってください!ちなみに、そうでなくても、自分の猫の写真を持参すると、200円引きだそうです!
そして、以前から、日本橋三越で寄るのは、ハロッズ。何か、好きなんです。ハロッズ。犬柄グッズも多いですよね。今回気になったのが、ペットショップ柄。犬猫だけじゃなく、小動物とかのカワイイ絵がちりばめられてて。バッグだと、こんなです。これの、エプロンがあれば!買ってたのにーー!無かった、残念!でも逆に、お金使わずに済んだか!
久々に、アイラ抜きの一人のお出かけを楽しんで来ました。
で、家に戻ると...
留守番なんて、大嫌い!!なアイラが... あたしを、おいてったな... うらんでやる... って顔を、窓から覗かせていました!
ごめんよ!たまには留守番我慢しておくれよーー!
毎週いっぱいお出かけしてあげてるんだからーーー!許せー!